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雅工房の取り引き上の規定 (記事記載:2000年4月1日規定/2023年3月22更新)
雅工房では、基本的に商法および民法上のルールに従っておりますが、特殊な事例が生じた場合に備えて下記の規定を設けております。
尚、過去99%以上の取り引きは問題無く、一部の特殊な事例に該当する場合の規定です。
1:発注内容の明らかな相違の場合の対応
受注時の発注内容が大幅に変更され、スケジュールや予算の見直しがなされず、他の仕事でも補填されず当工房が多大な損害を被る場合。
→その後の一切のお取り引きをお断りいたします。
また損害額が多大な場合は法的手続きを行うこともあります。
過去実事例:2007年の一事例。10カット程度で請け負ったCG制作が、後出し発注で10倍以上に増えたにも関わらず、
制作費やスケジュールの見直し要請を全て拒否されたと言うテレビキー局系大手プロダクションの悪質な事例。
納品は全て完了させたものの、抗議文を発送すると共にその後の取り引きを全て停止としました。
2:発注内容がスケジュールや制作費と大きく釣り合わない場合
発注内容に対する制作費やスケジュールが明らかに妥当でなく、受注した場合に多大な損害が見込まれる場合。
→受注自体をお断りいたします。
※過去実事例:多数事例がありますが(一例として)、一般的な御見積り額に対して1/3~1/4以下の制作金額要求された案件はお断りしました。
3:支払い遅延の場合への対応
入金期日が過ぎても入金されない入金遅延の場合。
→1回目の遅延で33%の信用喪失、2回目の遅延で66%の信用喪失、3回目の遅延で100%の信用喪失と規定します。
3回遅延した取り引き先は、制作額の大小に関わらず、その後の一切の取り引きをお断りいたします。
※過去実事例:2022年11月現在、1回遅延の会社1社、2回遅延の会社1社有り。
いずれも、当方から催促しないと入金されなかった事例です。
4:支払い不履行への対応
予算が承認され、制作を実行し、納品完了したにも関わらず、支払いが行われない場合。
→内容証明郵便の送付など種々法的手続きを行います。
※過去実事例:過去2002年と2016年の計2件の支払い不履行あり(※いわゆる夜逃げ)。法的手続きを実行。
<2015年6月5日追加(更新)項目>
5:手数料負担への対応
制作費送金時に、一部のお客様には振り込み手数料をご負担いただけていない状況に対して。
→振り込み手数料をお客様でご負担いただけるよう、請求書の文面でお願いしています。
※下請け法第4条1項第3号規定により、当事者間で特約を設けていないにも関わらず手数料を外注先(下請け)企業に負担させるのは法令違反です。
当工房では、外注先に送金するにあたり手数料は当方で全て負担しております。
<2022年10月25日追加(更新)項目>
6:大至急の飛び込み制作依頼や予定外の大規模修正等への対応
CG制作進行を停止し、レンダリングを急遽ストップしなければならないような飛び込み緊急制作や予定外の大規模修正等のご依頼。
→受注をお断りする場合があります。
・お客様へ送付した文面例:
予告なく飛び込みの緊急制作依頼されたCG案件につきましては、先に受注したCG案件から順番に納期に間に合うよう進行している関係上、
納期や内容や予算によっては受注をお断りする事例が出ております。
制作納期に間に合わなかったり制作品質が下がったりするなど、 お客様に迷惑をかけることがないための止む無き対応です。
CG制作は、コンピュータの計算時間を超えることは物理的に不可能ですので、CG制作進行を停止し、レンダリングファー ムを急遽ストップ
しなければならないような飛び込み緊急制作依頼や予定・想定外の大規模修正等は、お断りする場合がございます。
休日作業や深夜作業対応にも限界がございますので、ご依頼いただける場合は、早めに制作スケジュール・内容・予算等をお 伝えいただけると
堪能です。
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
<2022年3月22日追加(更新)項目>
7:インボイス制度への対応
当工房は、2023年3月16日、インボイス制度の適格請求書発行事業者の登録が完了いたしました。
→この5年間に取り引き実績のある事業者には、登録番号のお知らせを郵送いたします。
また今後のご請求書は、インボイス制度にあわせた新しい請求書を使用して発行させていただきます。