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基礎技術テーマ：実写との合成１ スプーンより その１ (作成:1998年4月)
←アニメはこちらをクリック！これは、僕がL.A.に行った記念に作った１分半の"スプーン"という作品からの１シーンです。
ＣＧと実写で必要なのは、何より実写とＣＧのデータの一致。
モーションコントロールカメラ(コンピュータによりカメラの動きが制御され、データを他のコンピュータに受け渡しできる)
のデータがあれば容易でしょうが、僕がもらうのは、いつも何のデータ情報もない一本のテープ。
カメラのレンズ口径、カメラ位置や角度や被写界深度、被写体の大きさや被写体までの距離、光源位置や強さや角度等々
の情報は、(注文しておいても)たいてい揃いません･･･困ったものです。そんな映像に、ＣＧを合成するのです。
そういう時に、こういう日ごろの訓練が役立ちます。砕けた花瓶から、元の形を推測するのに等しい作業をするのです。