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プラスティックのベタベタを取る方法 (記事記載:2019年 3月 6日)
日頃このコーナーでは、映像やCGに関する技術記事やTIPSを公開しておりますが、今回は少し脱線して「おばあちゃんの知恵袋」的な記事を書きます。お気楽な記事なので、ティーブレークタイムにお読みください。
映像機器のリモコンや電子機器の筐体などが、「いつの間にかベタベタするようになって困った」っていう事はありませんか?かく言う私も、三脚、PCのキャリブレータ―、電子メモ、ラジオなど様々な機器で、このベタベタを経験しました。そのベタベタが指について、その指で触ったものが更にベタベタしちゃって・・・そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。今回は、私が実践しているそのベタベタを取る方法をご紹介します。
1.プラスチックは何故ベタベタするの?
プラスチック(樹脂)の表面がベタベタになってしまうのは、加水分解と言う化学反応によるものだそうです。最近のプラステック製品は品質も良く、そんなに短期間では加水分解しないので、ベタベタになるのはそこまで長年その製品を使い続けたと言う証でもあります。
2.ベタベタを取る方法
このベタベタを取るには、薬局で「無水エタノール」を買ってきます。この無水エタノールをティッシュや布に沁み込ませて、せっせと拭きます。1度や2度では取れませんので、ベタベタが無くなるまで根気強く拭きます。これで、たいていのベタベタは取れます。今回は短いですが、以上です。
※無水エタノールでベタベタを取り除いた一例