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画像生成Ai研究:パート2 (記事記載:2026年 2月12日)
なかなか時間が取れなくて記事の間隔が空いてしまいましたが、Ai画像生成の静止画編、その2。
一度には無理ですので、少しずつ深掘りしていきたいと思います。
⇒Ai画像生成:静止画編・パート1はこちらからご覧くださいませ。
⇒Ai生成画像アルバム(静止画編)はこちらからご覧くださいませ。
・AdobeのFireflyをプラットフォームに使ってできること
Ai生成アプリは、雨後の筍の如く色々出てきていますが、パート1でも書きましたが著作権等の問題をクリアーするため、業務で使用する場合はAdobeのFireflyをメインに使っています。Adobeが認証してくれるので、仕事で安心して使えるからです。
しかしFireflyはネイティブのAi生成ソフトだけでなく、複数の他社のアプリも指定して使用することができます。
これを書いている現在 Firefly Image5 の他に GPT、Gemini、FLUX も指定できます。
無料ではなく、全て料金(※クレジット)がかかります。
それぞれクレジット額は異なり、ネイティブのFireflyが一番リーズナブルです。
2.各社の生成アプリ画像の比較
実際に各社のAi生成画像には、どのような違いがあるのでしょうか。
生成Aiは言葉の指示(※プロンプト)で無限のイメージができてしまうので客観的な比較は難しいですが、一例として比較します。
すべて同じ条件(プロンプト)を使用します。
ベースとなる画像は、他人の写真の著作権を侵害せぬよう自分で撮影したマイカー(ハスラー)の画像を使います。
この写真にプロンプトで「戦闘地域のコンバット風にしてください」と言うシンプルな同じ指示をします。
さて、各社どの様に解釈して、どのようなAi画像を作り出すでしょうか?
まずはネイティブのFireflyから。クレジット額は10クレジット。一番安いです。
ハスラーは、外観を大胆にいじった迷彩模様のコンバット車両に代わっています。
そこにそう言う実車が存在するかのような、なかなかリアルな仕上がりです。
一方で、背景の変更は無く、炎を加えただけです。「戦闘地域」という指示だけでは不十分な様です。
「背景は○○で○○」と言うような、具体的な指示が必要ですね。
次に、FLUX.1 Kontext(max)。クレジット額はFireflyの倍の20クレジット。
こちらはFireflyと全く逆で、背景が戦場ど真ん中で、ハスラーはノーマルなままです。
「戦闘地域のコンバット風」の指示を、「地域」が「戦場」と言う解釈をした様ですね。
車体の変更指示も必要な様です。全体的にゲーム画面の様な仕上がり。
そして戦場なのに、そこに新車のハスラーを無理に合成した様な画像で、リアリティは欠如。
こちらの意図とは随分と離れていますね。
同じFLUXの2(Pro)バージョンで生成されたバージョンを見てみましょう。こちらも20クレジット。
ゲーム風とは打って変わって、背景もハスラーも随分とリアルで、現地で実際に撮影したような画像です。
ハスラー自体は形状は変化させずカーキャリアーを装着し、迷彩塗装を施し、泥や砂の汚れを加えています。
背景も戦闘中ではなく、あくまで戦闘「地域」と言う雰囲気が出ています。
こちらの思惑のプロンプト指示にかなり近い画像かと思います。
ただし砂漠地帯を思わせる背景に対し、砂漠迷彩ではなくジャングル用迷彩柄なので更なる細かい指示が必要。
続いて、多くの方々が使用している汎用性の高いGPTのImage1.5。20クレジットです。
黄色のボデイはそのままで、戦闘車両風にアレンジ。背景も正に戦場の光景。
プロンプトの指示をほぼ具現化しています。
完成した画は、ハリウッド映画とゲーム画像を混ぜ合わせたものに、更に絵画調を加えた感じでしょうか。
上記の画像たちと比べると、画像自体のインパクトは大きいですね!
最後に、Gemini3(w/nano Banana Pro)。クレジット額は一番高い40クレジットです!
背景も戦闘地域で、ハスラーも正にコンバット風。迷彩模様もちゃんと砂漠仕様。
プロンプトの指示通りでモデリングやマッピングも綺麗ですが、いかにも3DCGで作りました的なツルツルな画像。
リアリティは低いですが、使用目的によっては「有り」です。
と、各社のイメージを見てみました。
並べるとこうなります。プロンプトの指示が同じでも、かなりな相違がありますね。
プロンプトの組み合わせで無限のバリエーションが作成されるので、これで各社の傾向を表したことにはなりませんが、各社の違いがあることは明白かと思います。自分が欲する生成画像が得られない場合、他社プログラムを試してみるのも一考かと思います。
最後に GPT Image1.5で作成した「豪雪地域バージョン」と「常夏の島バージョン」を載せて、今回は終わりにいたします。
(※これらは動画バージョンもあります。⇒こちらのAi動画のページでご覧ください)
「Ai画像静止画編:パート3」では、更に深掘りしていきたいと思います・・・いつになるか分かりませんが(^^;